2011/04/24 / 最終更新日時 : 2011/05/01 中西 湖北残照 ~文化編~ 観音の里(村人たちによって守り続けられた観音像を巡る旅) 1. 観音の里(村人たちによって守り続けられた観音像を巡る旅) JR北陸本線高月駅あたりの一帯は、「観音の里」と呼ばれている。 正確に言うとすべてが観音像ではないけれど、ざっと数えただけでも、高月地区に20躰、隣の木 […]
2011/04/14 / 最終更新日時 : 2011/04/14 中西 湖北残照 ~文化編~ 已高閣・世代閣(廃寺に残された仏たち) 1. 已高閣・世代閣(廃寺に残された仏たち) 廃寺という言葉には、特別な響きがある。 かつて栄えていた寺が何らかの理由により廃れていって、やがて消えてなくなる。そこにどんな事情があったのかを知りたく思うし、無常感と言 […]
2011/03/07 / 最終更新日時 : 2011/03/13 中西 湖北残照 ~文化編~ 雨森2(雨森芳洲・誠信交隣の神髄を見る) 雨森2(雨森芳洲・誠信交隣の神髄を見る) 対馬藩に仕官した芳洲は、当初は江戸藩邸詰めの儒者として対馬藩邸に住まいする身となった。今までどおり雉塾にも足を運べたし、反対に白石ら順庵の門下生らが芳洲の住処を訪ね […]
2011/02/07 / 最終更新日時 : 2011/02/08 中西 湖北残照 ~文化編~ 雨森芳洲庵 1 雨森芳洲・朝鮮との架け橋となった秀才の生まれ故郷を訪ねる 江戸時代に日本が鎖国政策を採っていたことは、日本の歴史をひと通り学んだ人であれば、誰でも知っている常識である。そのなかで、オランダだけが日本との通信を許されて、長 […]
2010/12/28 / 最終更新日時 : 2010/12/31 中西 湖北残照 ~文化編~ (付記) 本庄まつり体験の記 埼玉は私の故郷(ふるさと)である。 生後間もなくの時期から大学を卒業して就職するまでの20年間以上を、私は浦和市(現さいたま市)で過ごしている。そんな私であったが、JR高崎線・本庄駅に降り立ったのは、実 […]
2010/11/07 / 最終更新日時 : 2010/11/07 中西 湖北残照 ~文化編~ 9. 浅井能楽資料館(知られざる匠のこだわり) 何の予備知識も持たないままにこの資料館を訪れたことを、私は後悔した。 観光のガイドブックには、ほとんど紹介されていない。それに、車で訪ねて行っても、うっかり見落として通り過ぎてしまいそうな地味な佇まいの資料 […]
2010/10/10 / 最終更新日時 : 2010/10/11 中西 湖北残照 ~文化編~ 2. 石道寺(素朴・重要文化財十一面観音像) 2. 石道寺(素朴・重要文化財十一面観音像) 地名は長浜市木之本町石道(いしみち)と読むが、寺の名前は「しゃくどうじ」と言う。地元の人たちからは、「いしみちの観音様」と呼ばれ親しまれている仏像がある。 渡岸寺の国宝・十 […]
2010/07/21 / 最終更新日時 : 2012/11/04 中西 湖北残照 ~文化編~ 1. 渡岸寺(妖艶・国宝十一面観音像) <第二部 湖北文化の輝きに触れる> 1. 渡岸寺(妖艶・国宝十一面観音像) これまで私は、湖北を舞台に活躍した戦国武将たちの生きざまを通して湖北地方を見つめてきた。歴史という糸を縦糸とすると、これからはもう一つの糸で […]