2009/01/24 / 最終更新日時 : 2009/01/24 中西 直弼の史跡を訪ねて Ⅱ.江戸編 6. 豪徳寺(墓所) 最終目的地である豪徳寺に行く前に、今日はちょっと寄り道をしてみたい。 スタート地点は三軒茶屋。ここから路面電車に毛の生えたようなキュートな電車である東急世田谷線に乗る。もうそれだけで、遠足気分でルンルンになる。少し前まで […]
2009/01/18 / 最終更新日時 : 2009/01/18 中西 直弼の史跡を訪ねて Ⅱ.江戸編 5. 桜田門 桜田門を訪れた私にとって非常に意外だったことは、日本史の中でも極めて有名な事件であるにも拘わらず、桜田門の周辺には事件について記述された説明板や標柱等がどこにも見当たらなかったことである。 誰もが知っている事件だからであ […]
2009/01/12 / 最終更新日時 : 2009/01/12 中西 直弼の史跡を訪ねて Ⅱ江戸編 4. 旧品川宿(土蔵相模)・愛宕神社(水戸浪士集結の地) 時はやや飛ぶが、桜田門外の変の前夜の江戸となる。すでに井伊直弼は大老に就任し(安政5年(1858年)4月23日)、日米修好通商条約が締結され(同年6月19日)、安政の大獄が断行されている(安政5年~安政6年)。 今回は視 […]
2009/01/01 / 最終更新日時 : 2009/01/12 中西 直弼の史跡を訪ねて Ⅱ.江戸編 3. 彦根藩下屋敷(明治神宮) 久しぶりにJRの原宿駅で降りた。駅前は相変わらず、若い女性たちでごった返していた。竹下通りを中心とした一角は、いまだに全国の若者たちのメッカになっている。私にはとてもついて行けない感覚だが、駅に降り立った瞬間から独特のパ […]
2008/12/31 / 最終更新日時 : 2009/01/12 中西 直弼の史跡を訪ねて Ⅱ江戸編 2. 彦根藩中屋敷跡(ホテルニューオータニ) 東京は坂が多い町である。由緒のある主要な坂には、東京都の教育委員会が坂名の由来となったエピソードなどを記した標柱を設置しており、それらを見ながらぶらぶらと気の向くままに歩いてみるのも、私の東京の街の楽しみ方 […]
2008/12/28 / 最終更新日時 : 2008/12/28 中西 直弼の史跡を訪ねて Ⅱ. 江戸編 1. 彦根藩上屋敷跡(憲政記念館) ある日の私は、国会議事堂にすぐ隣接している小高い丘を散策していた。深い緑に囲まれた広大な敷地は起伏に富み、鳥たちの囀りが心を和ませてくれる。眼下を見渡すと、深い緑色の水を満々とたたえた濠の向こう側に、江戸城がすぐ間近に見 […]
2008/12/20 / 最終更新日時 : 2008/12/30 中西 直弼の史跡を訪ねて 5. 天寧寺 私にとって天寧寺は、妙に艶めかしいイメージが付きまとう寺だ。 それもこれも、諸田玲子さんの小説「奸婦にあらず」のせいである。埋木舎での15年間の忍耐の末に彦根藩主となった井伊直弼が、お忍びでたか女との逢瀬の舞台として選ん […]
2008/12/15 / 最終更新日時 : 2008/12/30 中西 直弼の史跡を訪ねて 4. 大洞弁財天・龍潭寺・井伊神社 彦根城からこんなに近い場所に、こんな不思議な場所があるということを、私は知らなかった。 大洞(おおほら)弁財天の存在を知ったのは、諸田玲子さんの著書である「奸婦にあらず」によってであった。本書では、直弼の愛人として知られ […]
2008/12/05 / 最終更新日時 : 2008/12/30 中西 直弼の史跡を訪ねて 3.多賀大社 諸田玲子さんの著書「奸婦にあらず」には、主人公である村山たか女の本拠地としてここ多賀大社が度々登場する。紀州徳川家と深いつながりを持ちながら、地元の井伊家にも強い影響力を擁する隠然たる政治的権威。坊人(ぼうにん)と呼ばれ […]
2008/12/01 / 最終更新日時 : 2008/12/30 中西 直弼の史跡を訪ねて 2.彦根城 姫路城や松本城など現存する天守閣を持つ城は、全国でも僅かしかない(注1)。その中で、優雅な姿においては、彦根城の右に出るものはないと私は思っている。 彦根城天守閣 2007年は、その彦根城が築城されて400年にあたる年で […]