西池の蓮の華
毎年、七月中旬過ぎから八月初旬にかけて、当館近くの西池で蓮の華が咲きます。
西池とは「朝の散歩」北コースでご紹介しました。当館から北へ片桐且元公の父君のお墓を越えて2300メートル山中を車で5分ほど行くと西池が見えてきます。山中と聞くと深山幽谷かと思われかもしれませんが、民家も点在ししっかり舗装もされています。徒歩30~40分の散歩コースとして適当ですが、猿や猪等でてくる可能性もありますのでお車で行かれた方が安全です。
ところで、蓮の華ほど咲いているときと咲き終わって枯れたときとの落差を感じるものはありません。早朝ポンという音とともに咲くそうですがピンクの華ほど美しい花はありません。花弁が落ちて花芯が茶褐色に代わりぽつぽつした穴の開いた様子を見るほどうら悲しいことはありません。
ちなみに、当館の従業員の話ですが、枯れた花芯から採った種子(去年のもの)の先を削って植えたところ芽が出たそうです。今後この蓮の芽に変化があればこのブログで続編でお届けします。