こんなに大きくなりました
当館ロビーの中、お土産コーナーの前に水槽があります。その中には主に二種類の湖魚【川魚】が元気に泳いでいます。人が近付くとびくっとして速いスピードで逃げ回ります。さらに近づくといつも餌を与える側に近寄ってきて群れます。
時々お客様が魚の名称をお尋ねになるので、2014年琵琶湖博物館発行の「琵琶湖と川の魚」を掲示しています。各々の魚を紹介します。まず、全体的に丸く鯉に似たような魚がアブラボテといいます。コイ科に属しています。環境省による準絶滅危惧(NT)にリストアップされています。次に、スマートで体側にはっきりラインが入っているのがカワムツです。この辺りではオイカワやウグイと並んで代表的な川魚です。20センチぐらいになるようです。
水槽に入れてから1年半になります。両方の魚とも3倍以上の大きさに成長しました。餌を与えると近寄って嬉しそうにしているので愛着がわいてきました。