花器登場

当館のカウンター上に、写真のような一輪挿しの花器が登場しました。

 

構造は、外側の黒っぽい樹木がウォールナット(クルミ科に属し木肌が美しく高級家具や建材に使います。)です。中の薄い色はレッドオーク(コナラの仲間で家具や床材などに使われます。)です。外側は厚さ22mm中は25mmです。木工ボンドで圧着して、幅160mm高さ100mm奥行60mmの木の塊を作りました。コンパスで半径の異なる三つの円を描きました。電動ドリルで径25mmの穴をあけました。この穴がステインレスの花瓶を差し込むためのものです。帯のこぎりとベルトサンダーで形を整えて、三種類の紙やすりでひたすら磨いて仕上げたものです。

 

基本通りきちっと生けられた生け花にはかないませんが一輪挿しの良い点はとても気軽に行けられることにあります。野山に咲く山野草を気軽に楽しむことができます。背伸びをしない飾らない美しさですね。

 

この年になって(63歳)花をめでる心境になりました。ご来泉の折にはぜひご覧ください。

 

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