名前がわからないものを創りました

 男性大浴場の源泉の湯口の台が壊れていました。新しく創るように管理部長に頼まれて一月半かけてやっと完成しました。

材質は、ヒノキで前の物に比べて釘一本使っておりません。台の枠は井桁状にほぞ組しています。材料として長さ4メートル9寸角の角材を材信さんに依頼しました。少し節があって何年もつか心配ですが、強度だけは保証つきです。2枚目の写真の「ポニー」呼ばれるクランプで1時間半かけて締めています。この作業はとても暑い中大汗をかきました。また、ひと工夫として源泉の案内をどのような形にするか悩んでいましたが、藤井聡太君のことが浮かんで将棋の駒にすることにしました。

さあ、この作品の名前は何というのでしょうか。ちょっとわかりません。一応「湯口の台座」としておきます。